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吉増剛造さんの特集番組「詩の傍(そば)で」と原民喜詩集『原爆小景』
 先日(七月十四日)Eテレで詩人 吉増剛造さんの特集番組「詩の傍(そば)で」を見た。吉増剛造さんについてはあまり知識がなかったので、とても興味深く拝見した。演技し旅する詩人といえばいいのだろうか、生きること自体が詩を形作っているような気がした。

 その番組のなかで吉増剛造さんは、広島の原爆を体験した原民喜さんの書き残した原爆投下の音「シゅ ポっ」(シユポツ)を、自分の詩に取り入れたときのことを感慨深げに話されていた。この「シゅ ポっ」が心に引っ掛かり、あれこれ探して、青空文庫で原民喜さんの詩集『原爆小景』を見つけた。
 『原爆小景』のなかの「燃エガラ」という詩に

#  シユポツ ト 音ガシテ
#  ザザザザ ト ヒツクリカヘリ
#  ヒツクリカエツタ家ノチカク
#  ケムリガ紅クイロヅイテ

 というくだりがあり、たぶんこれが吉増剛造さんが何度も言及されていた「シゅ ポっ」(シユポツ)の出どころではないかと思った。それから原民喜さんの詩集『原爆小景』を読んでざらざらとした衝撃を受けた。

 そしてきょう広島原爆の日(原爆忌)がやってきて、広島や長崎の原爆投下についてあらためて思い巡らしている。

 最近は原爆や原発についての議論が盛んに行われるようになったが、それらの議論がどことなくよそよそしく感じられる。他人事というか、自分と関係のないことのように見受けられる議論が幅を利かせているようだ。原爆の被爆者や福島第一原発事故の被災者を含む当事者の貴重な話が、第三者(安倍政権=日本政府を含む)の代わり映えのない形式的な議論の陰に隠れて、なかなか表に見えて来ない。

 そんな気持ちをこめて一句作ってみた。

   核論議近くて遠し原爆忌
| 詩とその周辺 | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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