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「インターネット上の文献・記事引用と著作権」つづき 曇朝東走
朝の天気: 曇り 連続ランニング175日目
ランニングコース: 瑞穂公園─田辺通─市大薬学部前─石川橋─博物館前経由(40分走)

閑話休題
きのうの、「インターネット上の文献・記事引用と著作権」のつづき、後半部分です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「インターネット上の文献・記事引用と著作権」堀場康一作成

目次

[2004/10/03付日記]
 (0)はじめに
 (1)文献引用の仕方
 (2)他人の作品を引用したり参考にすること
 (3)インターネット上の論文・資料と印刷媒体との比較

[2004/10/04付日記]
 (4)インターネット上の新聞・ニュース記事の引用
 (5)インターネット上の一般の論文・資料の引用
 (6)著作権関係の法律
 (7)実際のホームページやメールマガジンでの引用
 (8)まとめ

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(4)インターネット上の新聞・ニュース記事の引用

 最近は新聞やニュースがインターネット上で自由に閲覧できるようになりましたが、新聞やニュース記事の引用は、学術文献の引用と異なり、よりいっそう注意が必要です。

 当の新聞社の人々も、このような新聞やニュースのインターネット上の引用についてはひじょうに敏感で、次のような見解を発表しています。

・新聞著作権に関する日本新聞協会の見解「ネットワーク上の著作権について」
http://www.pressnet.or.jp/info/seimei/shuzai/1002copyrightnet.htm

 この末尾をみると、「リンクや引用の場合も含め、インターネットやLANの上での利用を希望されるときは、まず、発信元の新聞・通信社に連絡、ご相談をしていただくよう、お願いします。」とあります。

 私も、記事引用についてある新聞社に問い合わせた時に、自分のホームページから引用記事を削除するように通告されたことがあります。

(5)インターネット上の一般の論文・資料の引用

 インターネット上の一般の資料や論文については、それらを引用した場合、そのWebサイトの作成者(著者)にその旨連絡し、了承を得る方が、ネチケットに適っていると思われます。

 ただし、そうはいっても、文献引用につき、その文献の著者に連絡して了承を得るケースは一部、といった方が正確かもしれません。

 実は私のホームページに掲載した論文・記事でも、本文中の引用文につき、その著者すべてに連絡して了承を得ているわけではありません。

 引用の仕方・分量等で気になったものについて、一部ですが、著者に連絡して引用承諾をお願いしたことがあります。

 学術・文化は数多くの人々、および人々のつながりにより、長年にわたり培われ、築かれてきたもので、所有権や権利関係等を別にすれば、いわば人々の共有財産になっています。

 他人の著作物からの引用は、一般に認められている行為であり、引用そのものが規制されているわけではありません。

(6)著作権関係の法律

 他人の著作物からの引用に関し、念のため法律がどうなっているか見ておきます。

 まず「著作権法」全文は、

・著作権法: http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html

を参照ください。

 また管轄官庁の文化庁ホームページには、著作権の解説ページがあります。

 http://www.bunka.go.jp/1tyosaku/frame.asp{0fl=list&id=1000002923&clc=1000000081{9.html

 この解説のうち、「著作物が自由に使える場合」の項目に、引用に関連する著作権法、第32条の説明があります。

# 引用(第32条)
#
# 1 公正な慣行に合致すること,引用の目的上,正当な範囲内で行
# われることを条件とし,自分の著作物に他人の著作物を引用して利
# 用することができる。同様の目的であれば,翻訳もできる。(注4)
#
# 2 国等が行政のPRのために発行した資料等は,説明の材料とし
# て新聞,雑誌に転載することができる。ただし,転載を禁ずる旨の
# 表示がされている場合は許諾が必要となる。
#
#(注4)引用における注意事項
#  他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用
# を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
#  (1) 他人の著作物を引用する必然性があること。
#  (2) かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別
#     されていること。
#  (3) 自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確である
#     こと(自分の著作物が主体)。
#  (4) 出所の明示がなされていること。(第48条)
#
#      (参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)

 他に、社団法人著作権情報センター・ホームページ ( http://www.cric.or.jp/ ) の「著作権Q&Aシリーズ」等も参考になります。

 以上は、著作権あるいは学術雑誌関連のやや形式的な説明です。

(7)実際のホームページやメールマガジンでの引用

 実際のホームページやメールマガジンでは、どのように引用が行われているか、二つほど例を挙げます。

イ)田中宇さん「国際ニュース解説」
 http://tanakanews.com/

 定評あるメールマガジンが発行されています。
 このホームページの「情報源」
 http://tanakanews.com/source.htm
にある「著作権について」で、田中さんの見解が記されています。

ロ)平誠さん「ビジネス誌斜め読み」
 http://homepage1.nifty.com/socierat/business/business_index.htm

 このメールマガジンの2000.5.17号の末尾に、引用に関する平さんの見解が具体的に記されています。
 http://homepage1.nifty.com/socierat/business/20000517.htm

 イ)ロ)のお二人の見解は、新聞やインターネット上のニュースをウェブサイトやメールマガジン等で引用し利用する場合に、参考になると思われます。

(8)まとめ

 上記(1)〜(7)で、文献引用の仕方、執筆方法、著作権などについてみてきました。

 ホームページや論文作成などを通じ、著作権および引用に個人的に関心があり、ここにまとめてみました。

 読者のみなさんのお役に立てば幸いです。

 なお、問題点・不明点などありましたら、ご指摘ご連絡いただければありがたいです。


以上
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

前半(0)〜(3)は、

2004/10/03付日記を参照下さい
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